01 知る・考える | 空想特撮シリーズ ウルトラマン 公式サイト https://kusou-ultraman.m-78.jp -さあ、空想を楽しもう。-『ウルトラマン』に詰め込まれた魅力を「空想」のキーワードを元に楽しむ新プロジェクト「空想特撮シリーズ ウルトラマン」始動! Fri, 10 Jan 2025 00:41:01 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=7.0.4 連載コラム「『ウルトラマン』と空想の自由」 第5回がTSUBURAYA IMAGINATIONで無料配信スタート! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20250110-894/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20250110-894/#respond Fri, 10 Jan 2025 03:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=894

『ウルトラマン』の各エピソードの魅力をウルトラマンシリーズに造詣が深い、切通理作さんに「空想」という切り口から紹介していただくコラム。「『ウルトラマン』と空想の自由』」の連載最終回となる第5回が「TSUBURAYA IMAGINATION」で公開されました。

第5回は、第15話「恐怖の宇宙線」、第20話「恐怖のルート87」、第23話「故郷は地球」、第30話「まぼろしの雪山」の4エピソードの魅力に迫ります。

ぜひ、お楽しみください。

配信URL

https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE2MDg%3D

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20250110-894/feed/ 0
ウルトラマンの登場で、現地のファンも大興奮!シンガポール イベントアフターレポート https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241219-884/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241219-884/#respond Thu, 19 Dec 2024 09:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=884

シンガポールにて11月、12月で2週にわたり開催された大規模なポップカルチャーイベントにて、ウルトラマンが登場しました。
イベントでは世界で好評発売中の「ウルトラマン カードゲーム」の最新情報の発表や、ライブステージを行いました。

Anime Festival Asia(AFA)の様子

11月29日、30日に開催された「Anime Festival Asia(AFA)」はシンガポールをメイン会場とし、複数の東南アジア会場にて行われるアニメイベントです。今年はシンガポールでも展開する「ウルトラマン カードゲーム」のブースを出展しました。
さらに、「ウルトラマン カードゲーム」ブースターパック第2弾「吹き荒れる紅と蒼」にウルトラマンロッソ、ウルトラマンブルが参戦することも発表されました。ステージにはロッソとブルも登場し、集まったファンとの交流も行われました。

「シンガポール・コミコン」にウルトラマンが初登場!

12月7日、8日に開催された、アジア最大級のポップカルチャーイベントである「シンガポール・コミコン」にウルトラマンが登場しました。
シンガポール・コミコンは国内最大級(昨年の来場者数は約3万人、参加団体数380社)のイベントで、ウルトラマンが初登場しました。

イベントでは、現在シンガポールのテレビ局MediaCorpにて放送されている『ウルトラマンZ』と『ウルトラマンブレーザー』から、「ウルトラマンゼット」と「ウルトラマンブレーザー」がMediaCorpのブースに登場し、会場は盛り上がりを見せました。
グリーティングでは多くの人がおとずれ、シンガポールでの人気を感じ取ることができました。

また、ライブステージも会期中に行われ、会場は大盛り上がりとなりました。
このライブステージには、ウルトラマン、ウルトラマンティガ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンゼット、ウルトラマンブレーザー、ウルトラマンアークといった、昭和、平成、令和それぞれのヒーローが登場しました。

ステージ前には多くの観客が集まり、コミコン会場内でも大きな注目を集めました。さらにライブステージの合間には、シンガポールでも『ウルトラマンアーク』が放送されることが発表され、観客から喜びの声が聞かれました。

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241219-884/feed/ 0
新怪獣「ガヴァドン(C)」が「ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 ~空想は星空の彼方へ~」にて登場! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241101-831/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241101-831/#respond Fri, 01 Nov 2024 09:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=831

11月16日(土)・17日(日)の「すかがわ空想フェス2024」より展開がスタートする新公演「ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 ~空想は星空の彼方へ~」にて、新怪獣「ガヴァドン(C)」が登場します。

さらに11月1日(金)より開催される「はじめてのウルトラマン展」ではデザイン案の参考となった絵が展示されるほか、「TSUBURAYA IMAGINATION」ではデザインを担当した円谷プロダクション所属デザイナー・井野元大輔のインタビューを掲載する予定です。

「ガヴァドン(C)」について

「ガヴァドン」は『ウルトラマン』第15話「恐怖の宇宙線」で、子どもたちが描いた怪獣の絵に謎の宇宙線が照射されることで実体化した怪獣です。エピソード内では「ガヴァドン(A)」と「ガヴァドン(B)」が登場しています。

今回発表された「ガヴァドン(C)」も、劇中、宇宙人の少年が描いた絵に謎の宇宙線が照射されることで登場します。

ガヴァドン(A)

 

ガヴァドン(B)


11月1日(金)~17日(日)の期間、池袋PARCO本館7F PARCO FACTORYで開催される「はじめてのウルトラマン展」では「ガヴァドン(C)」デザイン決定稿の他、制作過程においてデザインの参考となった絵を初公開します。

さらに「TSUBURAYA IMAGINATION」(https://imagination.m-78.jp/imagination)では、本日より、「ガヴァドン(C)」をデザインした円谷プロダクション所属デザイナー・井野元大輔のインタビュー記事を公開中です。

「ガヴァドン(C)」がライブステージに登場!「ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 ~空想は星空の彼方へ~」須賀川公演情報

■開催日:
2024年11月16日(土) 14:00開演回
2024年11月17日(日) 11:00開演回
2024年11月17日(日) 14:00開演回

■場所:須賀川市文化センター大ホール(福島県須賀川市牛袋町11番地)

■登場ヒーロー
ウルトラマン、ゾフィー、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンエース、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンアーク

■チケット詳細は「すかがわ空想フェス2024 公式サイト」でご案内中です。
https://kusou.m78-sukagawa.jp/

■関連ニュース
ウルトラマンシリーズの本格ライブエンターテイメント 「ウルトラ6兄弟 THE LIVE」はストーリーがよりドラマチックに!最新公演のエンディング演出はLDH 平沼紀久氏、PATO氏が担当

制作過程のデザインを初公開!「はじめてのウルトラマン展」開催概要

■開催日 :2024年11月1日(金)~2024年11月17日(日) [全17日間]
■開催時間:各日 開場11:00/最終入場 20:30閉場 21:00(最終日のみ 最終入場16:30/閉場 17:00)

■場所:池袋PARCO本館7F PARCO FACTORY(東京都豊島区南池袋1-28-2)

■公式サイト:https://kusou-ultraman.m-78.jp/fue/
■X(旧twitter):https://x.com/tsuburaya_event

デザイナーの想いに迫る!「TSUBURAYA IMAGINATION」でデザイナー・井野元大輔(円谷プロ)のインタビュー記事を公開中!

「ガヴァドン(C)」をデザインした円谷プロデザイナー・井野元大輔(円谷プロ)が、「ガヴァドン(C)」のデザインに対する想いや制作過程、直近のクリエイティブワークについて語るインタビュー記事が公開中です。

https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE1MjM

また、「ガヴァドン(C)」の造形を手掛けた円谷プロ造形師・品田冬樹へのインタビュー記事を11月下旬頃に公開予定です。

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241101-831/feed/ 0
連載コラム「『ウルトラマン』と空想の自由」 第4回がTSUBURAYA IMAGINATIONで無料配信スタート! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241018-810/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241018-810/#respond Fri, 18 Oct 2024 03:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=810

『ウルトラマン』の各エピソードの魅力をウルトラマンシリーズに造詣が深い、切通理作さんに「空想」という切り口から紹介していただくコラム。「『ウルトラマン』と空想の自由』」の連載第4回が「TSUBURAYA IMAGINATION」で公開されました。

第4回は、第13話「オイルSOS」、第33話「禁じられた言葉」、第36話「射つな! アラシ」、第37話「小さな英雄」の4エピソードの魅力に迫ります。

ぜひ、お楽しみください。

配信URL
https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE1Mzk%3D

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241018-810/feed/ 0
連載コラム「『ウルトラマン』と空想の自由」 第3回がTSUBURAYA IMAGINATIONで無料配信スタート! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241004-782/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241004-782/#respond Fri, 04 Oct 2024 09:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=782

『ウルトラマン』の各エピソードの魅力をウルトラマンシリーズに造詣が深い、切通理作さんに「空想」という切り口から紹介していただくコラム。「『ウルトラマン』と空想の自由』」の連載第3回が「TSUBURAYA IMAGINATION」で公開されました。

第3回は、第3話「科特隊出撃せよ」、第19話「悪魔はふたたび」、第26話「怪獣殿下 前篇」、第27話「怪獣殿下 後篇」の4エピソードの魅力に迫ります。

ぜひ、お楽しみください。

配信URL

https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE1MDE%3D

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20241004-782/feed/ 0
ウルトラマンが世界最大級のポップカルチャーイベントに登場!アメリカ「サンディエゴ コミコン」レポート https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240731-654/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240731-654/#respond Wed, 31 Jul 2024 09:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=654

円谷プロは、7月25日〜28日、アメリカ・サンディエゴで開催された世界最大級のポップカルチャーの祭典「サンディエゴコミコン」に出展し、世界中から来場するファンに向けてウルトラマンシリーズの魅力をお届けしました。

イベントレポート

開催期間中10万人以上が来場し、世界中のポップカルチャーファンが大いに盛り上がりを見せるイベント「サンディエゴ コミコン」。
アメリカでも大ヒット中のNetflix『Ultraman: Rising』、アベンジャーズ、スパイダーマンと初タッグが決定したMARVELコミックスシリーズのほか、北米でも好評配信中の『ウルトラマンアーク』、10月発売予定の「ウルトラマンカードゲーム」など、世界へ広がる”ウルトラマン”の盛り上がりに、現地ファンからも熱い視線が向けられました。

「ULTRAMAN CONNECTION SPECIAL PANEL」

同会場では、グローバル展開するウルトラマン作品や関連プロジェクトの豪華クリエイターやスタッフが集結した大型パネルも開催されました。
『Ultraman: Rising』監督のシャノン・ティンドル、共同監督のジョン・アオシマの他、豪華スタッフ、キャストらが作品に込められたメッセージや、これまで語られたことのない制作秘話などを明かしました。会場からは歓声や惜しみない拍手が送られました。
アベンジャーズと初タッグが決定したMARVELコミックスシリーズや、10月より発売となる「ウルトラマンカードゲーム」の最新情報にも会場は大盛り上がりで、コミコンならではの熱気に包まれていました。
そのほか、『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』コミコン特別上映イベントや、トークパネル、ウルトラヒーローによるグリーティングなど、様々なプログラムをとおして世界のウルトラファンと交流し、大盛況のうちに幕を閉じました。

円谷プロ 海外SNSアカウントはこちら

ULTRAMAN Official English Channel
https://www.youtube.com/@ultraman_english_official

ULTRAMAN Global X(@TsuburayaGlobal)
https://twitter.com/TsuburayaGlobal

ULTRAMAN Global Instagram
https://www.instagram.com/tsuburayaglobal

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240731-654/feed/ 0
「ウルトラマンの日」記念!『Ultraman: The Official Novelization』著者 特別インタビューを一部無料公開 https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240710-619/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240710-619/#respond Wed, 10 Jul 2024 09:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=619

7月10日「ウルトラマンの日」を記念し、小説『Ultraman: The Official Novelization』の著者 パット・キャディガン氏(SF作家)のインタビューを一部無料公開いたします。

『Ultraman: The Official Novelization』とは

『Ultraman: The Official Novelization』は、2023年12月にアメリカで発売された『ウルトラマン』を現代風にアレンジした小説です。
著者は、SF作品に関連するヒューゴー賞、アーサー・C・クラーク賞などの受賞歴を持つパット・キャディガン氏です。
「TSUBURAYA IMAGINATION」では、映画評論家・クリエティブディレクターの清水 節氏がパット・キャディガン氏に特インタビューを実施しました。
『ウルトラマン』との出会いや作品へのこだわりについて掘り下げた読み応えのある内容となっています。
「ウルトラマンの日」を記念し、全6パートのうち冒頭の2パートを無料で公開いたします。

【無料公開】
[1] 唯一無二のスーパーヒーロー
[2] 『ウルトラマン』の世界観を貫く楽観性

TSUBURAYA IMAGINATION(無料登録以上)では、以降の全章をお楽しみいただくことができます。

[3] アメリカ版ノベライゼーションの独自設定
[4] 精神的な高みを目指す上昇志向
[5] 金城とキャディガンの感性をつなぐ「金星人」
[6] 普遍的なストーリーはグローバルに訴求する

「ウルトラマンの日」記念 特別インタビュー 一部無料公開

幸福感に満ち、世界を楽観的に捉える『ウルトラマン』。
異なる文化圏であっても良きストーリーの到達点は同じ!

アメリカ版公式ノベライゼーション『Ultraman: The Official Novelization』著者
SF作家 パット・キャディガン INTERVIEW

構成・文/清水 節(映画評論家/クリエティブディレクター)

世界へ雄飛するウルトラマン。アメリカ人クリエイターの感性で生み出されたNetflixオリジナル長編CGアニメーション映画『Ultraman: Rising』が全世界へ配信されて好評を博す中、もうひとつの“海外発”にスポットを当てたい。それは、シリーズの原点“初代ウルトラマン”のストーリーを浸透させるべく、昨年末に出版された『ウルトラマン』アメリカ版公式ノベライゼーションだ。題して『Ultraman: The Official Novelization』(発行:Titan Books/発売:2023年12月12日)。邦訳未出版であるため知る人ぞ知る書籍だが、著者はSF小説ファンの間では伝説的な存在、パット・キャディガンだ。ウルトラマンと日本への愛情あふれる、SF作家へのオンライン・インタビューをお届けしよう。

1.唯一無二のスーパーヒーロー

パット・キャディガンは、1953年にニューヨークで生まれ、マサチューセッツで育ち、カンザスシティでの暮らしを経て、現在はロンドンに住むイギリス系アメリカ人だ。1980年代におけるSF界の潮流だったサイバーパンク・ブームの一翼を担った彼女は、“サイバーパンクの女王”と呼ばれてきた。「アーサー・C・クラーク賞」を2度受賞し、『The Girl-Thing Who Went Out for Sushi』(2012)では「ヒューゴー賞」中編小説部門最優秀賞と、日本の「星雲賞」海外短編小説部門を獲得している。また、彼女が執筆した『エイリアン3』と『アリータ:バトル・エンジェル』のノベライゼーションは、現在日本でも刊行されている。

因みに、ヒューゴー賞とは最も歴史のあるSF・ファンタジー賞であり、長編小説部門の受賞作家を列挙すれば、SF史が語れるほど。日本でも著名なヒューゴー賞作家の名を挙げるなら(受賞順)、ロバート・A・ハインライン(『宇宙の戦士<スターシップ・トゥルーパーズ>』)、フィリップ・K・ディック(『高い城の男』/※代表作『ブレードランナー』)、フランク・ハーバート(『デューン 砂の惑星』)、アーシェラ・K・ル=グウィン(『闇の左手』/※代表作『ゲド戦記』)、アーサー・C・クラーク(『宇宙のランデヴー』/※代表作『2001年宇宙の旅』)、アイザック・アシモフ(『ファウンデーションの彼方へ』/※代表作『アイ,ロボット』)、ウィリアム・ギブスン(『ニューロマンサー』)、J・K・ローリング(『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)、劉慈欣(『三体』)……。錚々たる顔ぶれであることがわかるはずだ。まずキャディガンが、我らの巨大ヒーローと出会ったエピソードから伺おう。

――思春期を送った1960年代後半に、リアルタイムで初代の『ウルトラマン』に出会ったそうですね。

キャディガン ええ。『ウルトラマン』がアメリカで初めて放映されたのは、確か1967年だったと思います。まだ画像が粗い時代のテレビ放送でしたけれど、13歳の私は学校から走って帰り、毎回観るのが楽しみでした。すでに将来SF作家になることを決めていたのですが、より一層その思いを強くしましたね。片田舎で育ったものですから、世界中の子どもたちはどんな作品を楽しんでいるのかということにも興味があったんです。『ウルトラマン』には、遠く離れた日本という国に住む人々が親しむ作品に触れるという楽しみもありました。私にとって異なる文化の作品であり、別の言語で描かれていたので、容易に触れることができる作品より、興味深いものに映ったという面もあったかもしれません。

――1960年代のアメリカでは、すでにDCやマーベルのコミックを始めとして、数多くのスーパーヒーローが存在していました。異星からやってきたという設定では『スーパーマン』が有名ですが、ウルトラマンの独自性とは何でしょうか。

キャディガン 私は『ウルトラマン』の世界観にどっぷり浸っていたので、当時はその独自性に気づかず、むしろ馴染んでしまっていたかも(笑)。確かに、ウルトラマンのようなスーパーヒーローは他には存在しませんね。過ってハヤタ隊員を死なせてしまった彼は、何らかの形で贖罪を果たさねばいけないと考えました。宇宙の片隅に住むたったひとりの生命に対してすら責任感を抱いて、自分の生命を与えるだけでなく、自らの力をハヤタが活用できるようにするというメリットをも授けた行為は実に見事で、その力を怪獣と戦うために生かしていくのは、本当に素晴らしいと思うんです。

多くのSF作品では、文明が進んだ星の高等生物から見れば、地球に住む人間はとてもちっぽけな存在です。高次元の生命体にとって、本来は情熱を注ぐ対象にはなりそうにない人間。しかし、光の国のヒーローにとってはそうではありません。それどころか、むしろ人間を愛しているという基本姿勢があるでしょう。愛すべき人間と一心同体となるため、ウルトラマンは人間の中へ入っていく。それは、他のスーパーヒーローとは異なる大いなるポイントだと思いますね。

『ウルトラマン』の世界観を貫く楽観性

キャディガンが牽引したサイバーパンク小説は、遥か外宇宙をモチーフとした伝統的なSFとは異なり、退廃的な未来観をベースに電脳空間やサイボーグをモチーフとし、人間の精神とテクノロジーの関係を探求するテーマが画期的だった。『ウルトラマン』は彼女に、どのような影響を与えてきたのだろうか。

――唯一無二である『ウルトラマン』の世界の、どんな要素に惹き付けられたのですか。

キャディガン 何と言っても『ウルトラマン』というテレビシリーズは、幸福感に満ちていると思うんです。当時アメリカで放送していた『トワイライトゾーン』や『アウターリミッツ』というSFテレビシリーズは、どちらかと言えばホラーに近いテイストでした。それはそれで面白かったのだけれど、異なる文化圏のSF作品である『ウルトラマン』には優しさがあって、世界を楽観的に捉える姿勢が、私に響いたのだと思います。

――未来に希望を抱いた1960年代の作品と、あなた自身の作品の共通点とは?

キャディガン 私が描いてきた作品も、楽観的な姿勢に貫かれていると思っています。たとえ劣悪な状況であっても、私が描くのは、それに抗う姿です。逆境の中で、自分の中の長所や良心を見いだして破壊されたものを修復し、解決策を見つけだし、どんなことがあっても立ち向かっていこうとする姿勢なんです。

――あなたのポジティブな世界観に、日本発のスーパーヒーローの影響もあったかもしれませんね。

キャディガン 外見や言語の違いはあったとしても、『ウルトラマン』から、アメリカ人も日本人も人は人に変わりはないと感じていましたね。ただ、登場人物をアメリカ人と比べるなら、日本人の方が互いを気遣い合っているように感じました。アメリカにいると、他国より広大な国だというサイズ感を自覚していないことが往々にしてあるんです。人の数は多いし、いろいろな意味で皆が異なり、住んでいる所もバラバラに離れている。日本ではコミュニティの距離感が近いように感じたのです。『ウルトラマン』を通して知った日本文化は、自分自身の文化よりも共感できるように感じました。そして異なる文化圏で育っても共通点は必ずあり、良きストーリーが到達するところは皆同じなんだと思っていました。

――『ウルトラマン』の世界に欠かせない「怪獣」は、古代からの眠りを覚ましただけの生き物であったり、自然災害のメタファーである場合も多く、欧米のモンスター観とは異なる存在ですよね。

キャディガン そうですね。巨大な生き物が、突然現れて都市を封鎖したり、牙や爪でビルを破壊してしまう。欧米には、そうしたモンスターはほとんど存在しませんでした。欧米文化が反映されたモンスターと言えば、冷戦下のアメリカに吹き荒れたマッカーシズム(反共産主義に基づく政治的な運動)による恐怖感が、エイリアンによって次々と人間が侵食されていく映画『ボディ・スナッチャー 恐怖の街』(1956)などとして表現されることもありました。一方、古典的な『フランケンシュタイン』はテクノロジーの進化や悪用する人間への恐怖の表れだったのでしょうね。

「怪獣殿下」の古代怪獣ゴモラは、生け捕りにされて日本に運び込まれてきますが、覚醒して暴れだします。最後にアラシ隊員は、「憎むべきやつだったが、可哀想なことをした」という趣旨のことを言っていましたね。都市に持ち込まれなければ、悪しき存在ではなかったわけです。すべてが白か黒かであるわけではない。『ウルトラマン』では、グレーゾーンというものを考えているんだなと感じました。白か黒のみにしてしまえば、共感できない者が現れますから。

続きは「TSUBURAYA IMAGINATION」で公開中!

【無料公開】
[1] 唯一無二のスーパーヒーロー
[2] 『ウルトラマン』の世界観を貫く楽観性

【続き】
[3] アメリカ版ノベライゼーションの独自設定
[4] 精神的な高みを目指す上昇志向
[5] 金城とキャディガンの感性をつなぐ「金星人」
[6] 普遍的なストーリーはグローバルに訴求する

[続きを読む]
https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE0Njg%3D

※インタビュー記事を読むには、無料プラン以上の登録が必要です

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240710-619/feed/ 0
アメリカ・ロサンゼルス「ANIME EXPO」開催レポート 『ウルトラマンアーク』や『Ultraman: Rising』にファンも熱視線! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240709-602/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240709-602/#respond Tue, 09 Jul 2024 09:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=602

7月4日〜7日、アメリカ・ロサンゼルスで開催された世界最大級のアニメイベント「Anime Expo 2024」にて、グローバル展開が続くウルトラマンシリーズが、ブース展開や商品販売、キャラクターたちのグリーティングなど、様々な企画を行い、アメリカのアニメファンの注目を集めました。

「Anime Expo 2024」レポート

「Anime Expo 2024」期間中、ウルトラマンアークがアメリカに初登場し、グリーティングで訪れたファンや来場者と交流しました。『ウルトラマンアーク』は北米でも配信が決定しており、放送直前のさなか、会場でも期待度も非常に高い様子がうかがえました。

ウルトラマンアークと写真を撮ったファンからは、「先日開設された”ULTRAMAN Official English Channel”で日本と同時配信されているので、英語吹き替え版で作品をすぐに楽しめる」と語ってくれました。 

イベント期間中は、アメリカでも大ヒット中のNetflix『Ultraman: Rising』も会場内でも注目を集めていました。
ブースの物販でもエミとウルトラマンのソフビは2日目で完売するほどの人気を見せました。

次回はサンディエゴで開催される、サンディエゴコミコン2024にウルトラヒーローたちのブースが登場予定です。

北米で注目の集まるウルトラヒーローたちの活躍にどうぞご期待ください。 

グリーティングのようす

来場者からのコメント
「『Ultraman: Rising』は12回見ている、今回はエミに会えて本当に感激している。」
「今日が誕生日なのですが、ゼロに会えてとても嬉しい、特別な誕生日になった。」
「子供がRisingに熱中している、まさか会えると思っていなかった。」
「初代ウルトラマンで育ったので今もウルトラマンシリーズが続いているのが知れただけで嬉しい」
「Emi is my baby!! 」
「最近、『Ultraman: Rising』を見終わった後、『ウルトラマン』を見始めたところ。次に見るべきものが何かを考えていたのでアークを見始めてみようと思う。」
 

円谷プロ 海外SNSアカウントはこちら

ULTRAMAN Official English Channel
https://www.youtube.com/@ultraman_english_official

ULTRAMAN Global X(@TsuburayaGlobal)
https://x.com/TsuburayaGlobal

ULTRAMAN Global Instagram
https://www.instagram.com/tsuburayaglobal

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240709-602/feed/ 0
連載コラム「『ウルトラマン』と空想の自由 第2回 現実と架空の世界を繋ぐ「魔法の石」がTSUBURAYA IMAGINATIONで配信スタート! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240628-561/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240628-561/#respond Fri, 28 Jun 2024 03:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=561

『ウルトラマン』の各エピソードの魅力をウルトラマンシリーズに造詣が深い、切通理作さんに「空想」という切り口から紹介していただくコラム。「『ウルトラマン』と空想の自由』」の連載第2回が「TSUBURAYA IMAGINATION」で公開されました。

第2回は、第11話「宇宙から来た暴れん坊」と第17話「無限へのパスポート」の2エピソードの魅力に迫ります。

ぜひ、お楽しみください。

配信URL
https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE0NTU%3D

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240628-561/feed/ 0
「『ウルトラマン』と空想の自由」切通理作さん新連載コラム TSUBURAYA IMAGINATIONで配信スタート! https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240426-478/ https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240426-478/#respond Fri, 26 Apr 2024 03:00:00 +0000 https://kusou-ultraman.m-78.jp/?p=478

『ウルトラマン』に詰め込まれた魅力を「空想」のキーワードを元に楽しむ「空想特撮シリーズ ウルトラマン」プロジェクト。本プロジェクト発のコラムとして、ウルトラマンシリーズに造詣が深い切通理作さん執筆による「『ウルトラマン』と空想の自由」の連載がスタートしました。

第1回は、2023年12月に開催された「円谷映画祭2023 Part2」で上映された『空想特撮シリーズ ウルトラマン 4Kディスカバリー』「生命(いのち)のものがたり」より、第1話「ウルトラ作戦第一号」、第2話「侵略者を撃て」、第35話「怪獣墓場」、第39話「さらばウルトラマン」の各エピソードの魅力に迫ります。

『ウルトラマン』各エピソードの魅力を「空想」という切り口から紹介していく本連載コラムをお楽しみください。

配信URL
https://imagination.m-78.jp/contents/d2ViL1lvbWlfMDE0MzI%3D

]]>
https://kusou-ultraman.m-78.jp/keyword_1/20240426-478/feed/ 0